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いおかいつき『好きこそ恋の絶対』

いおかいつき先生の『好きこそ恋の絶対』の感想。以前ちるちる様に投稿したレビューを加筆修正したものです。

好きこそ恋の絶対 (幻冬舎ルチル文庫)好きこそ恋の絶対 (幻冬舎ルチル文庫)
(2005/07/15)
いおか いつき

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諏訪内真二は、白バイ隊から捜査課に人事異動され刑事となった25歳。配属されて最初の事件の担当検事は、先輩刑事たちから敵視されている高城幹弥だった。しかし事件を二人で調べるうち、真二は高城と親しくなりたいと思い休日を一緒に過ごすことに。やがて真二は、正義感溢れる高城に惹かれ始め…。新米刑事とエリート検事の恋は。(「BOOK」データベースより)

諏訪内真二(刑事25歳)×高城幹弥(検事29歳)。
このカップル大好き♪真っ直ぐ同士で可愛いです。とっても癒されました。この二人を見てると、素直に「恋するっていいよね」と思えます。
持ち前の強運から高い検挙率をあげ、刑事課に配属されることになった諏訪内真二。普通に考えたら栄転なんですけど、「白バイに乗りたい」という何とも純粋で微笑ましい動機から警察官になった彼にとってはあまり嬉しい異動ではありません。
が、運はまだ彼を見捨ててはいませんでした!刑事課に初出勤の日、ドアを挟んで聞こえてくる凛とした声、真っ直ぐな立ち姿、端整な容姿に彼は目と耳を奪われます。それが高城幹弥検事との出会いでした。真二自身はまだ自覚してないんですけど、どう見ても一目ぼれですね、これは。
さて、その高城検事。真面目で厳しい性格で、緻密な捜査を要求する彼は、ベテラン刑事達から煙たがられています。が、彼の厳しさの根底には、真っ直ぐで熱い正義感と人に対する優しさがあるんです。真二は高城と一緒に仕事をし、彼の人柄に触れるうちに、益々彼への好意が深まっていきます。
真二は、天然の入った年下ワンコ攻め。本人は「俺、犬だったらよかったのに」と呟いていますが、大丈夫ですよ~、あなたは誰から見ても立派なワンコですから。ご主人様(高城)の態度に一喜一憂するところがホントにワンコっぽくて可愛い。ちょっとヘタレワンコな真二ですが、周りの意見に流されずに人の本質を見抜く「強さ」もあると思います。彼の強さは、素直さや善良さによる、自然で無意識な強さだと思う。いつき先生は彼のことを「最強」と言われてますが、確かにこういう自然体で善く在ることができる人って最強だと思います。
高城の方は、真二と接しているうちに、どんどん人情味や表情が出てきます。素になったり、興奮したりすると出るという関西弁が素敵。関西弁初披露の際の、ママチャリに乗りながら大声でまくしたてるイラストにやられた!奈良先生てこんなコミカルなイラストも描かれるんですね。結構口が悪かったり、照れ屋さんだったりと仕事モードのときには絶対に見せない顔を真二の前では曝け出している高城が可愛いです。こういう好きな人の前で特別に見せる姿というのはツボ。仕事モードと恋愛モード、あるいは素の姿との間のギャップって美味しいですが、高城の場合は特にこのギャップが彼の味を深めていますね。初めての後、照れ隠しに真二を殴って「返品不可やからな」と宣言する高城の可愛さに激萌えしました。あんな厳格な検事さんが「返品不可!」って(笑)。ツンデレ万歳!
ただ出会ってから付き合うまでの展開が早く、ずっと真二の視点でお話が進むので、高城の気持ちの動きが見えにくい部分がありました。高城が早い頃から真二を好意的に見ていたのは分かるんですけど、特別な存在として意識するようになる過程が見えにくい。個人的には真二に「俺の今会いたいのが高城さん」と言われ、酔った彼に抱きしめられたあたりである程度意識していたと推測してるんですけど。この言葉を真二から引き出すときの高城が誘導尋問してるようにも見えて(笑)、こんな尋問をするのは意識しているからだろうと思ったので。後、抱きしめられても拒んでないですしね。
間が持たなくて沈黙が続いたり、酔った勢いで思わず抱きしめちゃったりという付き合う前特有のぎこちなさに萌えました。私は付き合うまでの経過を見守るのが好きなので(見ていてじれったくなるくらいがちょうどいいのです)、この辺のぎこちなくも可愛らしいやり取りをもうちょっとじっくり見たかったかなあと思います。
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テーマ : ボーイズラブ - ジャンル : 本・雑誌

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